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2024年04月19日

柴燈護摩 火渡り祭り 大山寺開創1300年

柴燈護摩 火渡り祭り

家内安全・諸願成就を祈願して執り行われます。祈祷・護摩炊きの後、護摩壇の燃え跡の上に作られた道を修験者や一般の参拝者が願いを込めて渡ります。当日は波の伊八こと武志伊八郎信由が制作した俱利伽羅龍もご開帳となります。

日時 令和6年5月19日(日)9:45~13:00頃

お問合せ 真福寺 TEL 04-7098-0207


高蔵山大山寺は、奈良時代、東大寺開祖の良弁僧正草創と伝えられ、2024年に開創千三百年になります。古くから鴨川全域の民によって信仰されてきた由緒ある古刹です。

かつて足利尊氏が尊崇するところにして、大般若経六百巻が尊氏の名前で奉納されました。また、江戸時代の修復に際しては、初代『波の伊八』の彫刻が施され、また日光東照宮にも匹敵する程の荘厳なる宮殿が安置され、その壮麗さは多くの参詣者を引きつけるものでした。


しかし、現在の本堂は、享和二年(1802年)に修復されて以来、そのまま二百二十余年経過した状態です。木造建築は250年ごとに修復しなければならず、今の状況では大変傷んでおり、早急に改修をしなければなりません。すでに、本堂まわりの欄干は朽ち果て、正面入り口は何年も前から破損し、常に外からの風雨にさらされるために内陣の厨子等の塗装にまで損害が及び、大雨が降れば、天井から雨漏りします。

このままでは良弁僧正の時代から鴨川の地を見守り続けてきた大山寺の法灯が途絶えてしまいます。この本堂を修復するためには、およそ6億円の多大な改修費を必要とする大事業となります。開創千三百年を迎えるにあたり、大山不動尊を未来永劫にわたって守り伝えるため、一大記念事業として本堂改修が発願されました。

勧募のお願い 不動堂改修記念事業


大山不動尊は修験道のお寺だったこともあり、檀家のいないお寺です。一般的にお寺は檀家さんによって守られていますが、大山寺の場合は特殊で、地域全体が信仰してきたことで守られてきました。寄附につきましてはこちらから詳細をご確認ください。

大山寺からの眺望 鴨川市全体を見守るようにして建造されています



記念行事

令和6年4月7日(日) 花祭り 釈迦誕生会 大般若経六百巻転読会 開白法要

令和6年5月19日(第三日曜日) 柴燈護摩 火渡り祭り

令和6年8月10日(土) 高蔵神社例大祭

令和6年8月16日(金) 十王堂 仏送り 盆踊り 竹灯籠荘厳

令和6年9月15日(日) 千三百枚焼護摩供 結願法要



大山不動尊サイト